仕事内容
回路を組み合わせて最適な動きを実現する制御設計。
自動車関連の自動設備装置を中心に、機器選定から電気回路の設計、シーケンスプログラムの設計を行っています。制御設計は、お客様の「こうしたい」を踏まえ、設備に命を吹き込む仕事です。安全かつ要望を満たすプログラミング設計を目指します。当社では基本的に一つの案件に対し制御グループ1名と他部署の組み立て配線、メカ設計などの技術者と組んで一緒に一つの機械を形にしていきます。仕事は、お客様のご要望をヒアリングするところからスタートし、機械の動きや表示に関する要望を聞き、お客様の希望をかなえた動きを備えた機械をつくりあげていきます。どのように回路を組んでおけば正しく動くかを考える仕事は、パズルを組み合わせる感覚に近いかもしれません。新規案件なら2,3か月かけて進めていきます。
仕事のやりがい
声にならない要望を具現化し、装置が思った通りの動きを実現した時。
お客様の期待を超えた設計が出来た時の喜びは格別です。最近、印象的だった案件として、積み重ねた部品を吸着して取る動作をする装置があります。部品の固さゆえに、高速で作業を行うと、部品を破損してしまう恐れがありました。そこで吸着する直前にスローで降りていく動作を加え、トラブルを回避。お客様の要望プラスワンの設計を実現しました。納品当時からご満足はいただけていましたが、装置納品から2か月後、他社システムにおいて、破損の不具合が発生。しかし、事前にこのケースを想定して作った当社の装置ではトラブルゼロ。お客様の信頼を強固なものにできたと感じています。そんな時は、お客様から直接お褒めの言葉をいただけます。評価が耳に入ることが多い環境ゆえに、喜びを感じる機会も多い仕事です。
この会社を選んだ理由
プログラミング設計(シーケンス制御)の面白さに夢中になったから。
私には、別の会社での勤務経験があります。当時から、シーケンス制御に関わっていて、その面白さに惹かれていたため、仕事の面白さにもっともっと触れられる会社だと感じて入社しました。入社後は、働く人たちの人柄の良さに驚かされました。少人数だからこその仲の良さがあると思います。例え、失敗したとしても「次に生かせ」とおおらかに受け止めてくれる環境があります。実は、私も入社後すぐに大きな失敗をしたことがありました。損害も出ましたが、その時も「次は頑張れ」と励ましてくれました。「もっと厳しくしないといけないんじゃないか」と思うことがあるくらい、人間関係に恵まれた環境だと思います。