仕事内容
ボルトの締め方一つにもコツがある。組立作業をマスター中。
2017年春入社で、現在は組立部門で見習い(実習)中です。教育担当者についてもらい、作業を進めています。工学部卒ですが、現場に入ってみると勉強したことはあまり役に立たず、一から学ぶ毎日です。組立部門は、部品を組み合わせて一つの装置をつくると同時に、完成した後、円滑に動くように調整する仕事。出来上がる様子が一番分かるので、面白さを感じることができます。しかも、ボルトの締め方一つでも強さや順序などにコツがあり、奥が深い。それら全てを教えてもらいながら経験を積んでいます。時には、設計図通りに組んでも、うまくいかないこともありますが、首尾よく組みあがって、正確に動けば、達成感もひとしおです。自分から質問して、確実に作業を覚えるように心がけ、全ての流れを理解するために様々な部門を経験したいと思っています。
仕事のやりがい
「分からない」が「出来る」に変わる喜び。機械が動いた瞬間が最高。
入社後すぐは、全てが初めての経験で、作業毎に質問しなければ仕事が進まない状態でした。さらに、せっかく親切に教えてもらっても、なかなか理解出来ず、毎日失敗ばかり。悶々としていたことをよく覚えています。しかし、先輩達の根気強い指導のおかげで、自分が関わった装置が初めて動き出した瞬間はなんとも言えない気持ちでした。今は、前回学んだのと同じ状況になった時、自分で解決できると充実感を感じています。組立は、穴あけが少しでもずれるとうまく組上がらないほど繊細な作業です。何度もやり直し、ビシッとはまると本当に嬉しいですね。不具合があり、それに合わせて、加工を施す作業になると、時間を忘れて仕事をしています。パズルを組み合わせるような作業の繰り返しで、機械が出来ていく喜びを感じられる環境が魅力です。
この会社を選んだ理由
のびのび自分で考えて仕事を進められる。工夫の余地がある環境が心地よい。
前職は、製造ラインのオペレーター。同じ作業をいかに効率的に行うかという環境でした。毎日、作業をしながらも、のんびりした性格の自分にはあまり向いていないなと感じていたと思います。その点、自分自身で臨機応変にスケジュールを立て、周りと協力しながら仕事ができる現在の環境は快適です。もちろん効率的に作業することは必須ですが、創意工夫が出来る環境が気に入っています。また、日々自分のスキルが向上していることを実感できるので、モチベーションもアップしやすいと思います。さらに、会社の雰囲気としても、意見が通りやすく、自分の頑張り次第で会社を変えていける環境です。ここでは、技術者一人ひとりの裁量権が大きく、これから職場をさらに良くしていこうという雰囲気があります。町工場の良さが残っている職場です。