仕事内容
全てオーダーメイド。自動機部品の旋盤加工を担当しています。
自動製造システムに使われる部品の加工が私の仕事です。鉄素材を削り、円筒形の部品に加工していきます。当社の加工部門のメンバーは6名いますが、旋盤の加工担当は私一人。あらゆる大きさの部品づくりを行っています。例えば、小さいものならシャープペンシルの芯くらい。大きいものは大きなテーブルくらいでしょうか。種類が多いのが特徴です。設計された図面から、必要な部品を製造していきますが、常に設計や組立担当者とはしっかりとコミュニケーションをとり、お客様の要望をカタチにしています。100%オーダーメイドの製品ですから、お客様ごとに仕様が異なり、そこが仕事の奥深さにつながっています。将来的には旋盤加工以外にも、様々な加工を経験したいと思っています。機械にまつわる様々な部品に出来る技術者が目標です。
仕事のやりがい
1000分の1ミリの世界での攻防。難しい加工がうまく仕上がった時。
機械を正しく動かすために欠かせない仕事をしているという自負があります。製造機械の部品には、高い精密さが求められ、中には1000分の5ミリ以内の誤差しか許されない部品など、厳しい品質管理が求められます。また、寸法の大きな部品にも難しさがあります。しかし、難易度が高ければ高い程、求められた条件を達成すると、達成感を味わえます。また、徐々にスキルアップしていく自分を実感できるところも仕事の面白さです。入社後すぐには、汎用機と呼ばれる手動機械で基礎を学び、プログラムに沿って自動で加工していく自動機へとステップアップしました。出来ないことを一つ身につければ、次の課題がまた見つかる。そんな奥深い仕事です。10年以上経験していますが、面白さはこれからだと思っています。
この会社を選んだ理由
旋盤加工を手掛けたいという思いで入社し、職場の雰囲気の良さに満足。
旋盤加工という仕事の内容を重視して選んだ職場でしたが、入社して働く人の「人の良さ」に惹かれました。皆仲が良くて、上司と部下が気安く話せる雰囲気があります。様々な年齢の技術者がいますが、休憩時間には全員で集まり、プライベートの話で盛り上がります。そして、一旦仕事が始まると、プロの顔になります。入社時、すぐに仕事を教えてくれたのは、寡黙で職人気質な先輩。定年まで私に仕事の基礎を教えてくれました。次に教えてくれた先輩は、「具体的なやり方」を丁寧に教えてくれるタイプ。色々なタイプの先輩から、多くのことを学べる環境です。もちろん、他の先輩にも自分から学ぶ姿勢があれば気兼ねなく質問できます。さらに社長との距離も近いです。日々、「どんな感じ?いけてる?」気にかけて声をかけてくれることを嬉しく感じています。